モノクロ写真館
monochrome photos
カシュガルの路地 6

細路地の小さなお店で、小さな男の子が店番を任されていた。
ウイグルの伝統的な模様らしきものが入った花瓶や茶瓶がごちゃごちゃと並び、かばんや首飾りがジャラジャラと店の前にぶら下がっていた。 観光客用のお土産屋ではなく、庶民のためのお店のようだ。
こんな小さい子にだってポンッと店番を任せる。
子どもたちが、可愛らしいけどきりりと精悍な目をしているのは、そんなことも理由になっているんだろう。

←前へ | 次へ→




Copyright(C) 2005 Kyoren Takamasa All rights reserved.