ウイグル族が暮らす旧市街が、宿の裏手からはじまっていた。
朝食を済ませてからその地区一帯を歩き回るのが、僕の朝の日課になった。
家具や、鋳物、農具などを作る職人街は、何度来ても飽きない。
トントン、カンカン、物を作るいろいろな音が路地に響く。